読売新聞 1/22(土) 6:34

広島県警察本部
 事件情報などを伝える「巡回連絡」を装って訪れた家で、10歳代前半の少女の上半身を触ったとして、広島県警は21日、尾道署地域課の巡査部長、小田原弘和被告(49)(強制わいせつと住居侵入の罪で起訴)を懲戒免職処分にした。小田原被告は、防犯指導をかたって訪問しており、調査に対し、「欲望が抑えきれなかった」と説明しているという。

 発表では、小田原被告は昨年11月22日午後3時15分頃、尾道市の少女宅を訪れ、玄関先で「服に虫がついている」と声をかけ、上半身を触ったとされる。小田原被告は「巡回連絡に行く」と言って交番を出たが、周辺で巡回連絡は行っておらず、県警は計画的に少女宅を訪れたとみている。

 県警は監督責任を問い、上司3人を本部長注意などとした。引地信郎・警務部長は「被害者と県民の皆さまに深くおわびする」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/116eceea35ed0e0e5dae3c570b549427515646ce