新型コロナウイルスの感染拡大で、東京・品川区の昭和大学病院では、重症化リスクがある患者の入院が急増しているため、
コロナ以外の救急患者の受け入れに影響が出始めている。

看護師「息苦しいですか?」
患者「痛いよ痛いよ、足が手が痛いよ」

痛みを訴えているのは、オミクロン株に感染して入院中の70代の男性。

男性はコロナの症状は「軽症」だが、神経の基礎疾患による痛みが出ている。

昭和大学病院・相良博典病院長「ほかの基礎疾患自体が悪化するケースも結構ある。
コロナ自体は大丈夫だけれど、基礎疾患を持っている方は注意しておく必要性がある」


昭和大病院には中等症用のベッドが60床あり、使用率はおよそ35%。

重症の入院患者はいないが、軽症と診断されても重症化リスクがある患者の入院が増えている。

手術を断るケースは今のところ出ていないものの、救急がコロナの感染者でいっぱいになり、ほかの疾患の救急患者が受け入れづらい状況になりつつあるという。

昭和大学病院・相良病院長「通常入ってくるべき患者さんが入る病床が閉まってしまっている、
あるいはコロナ専用病床になっていて、そういう方たちが入院できないというケースも出てきている」
https://www.fnn.jp/articles/-/305745#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3