医師や看護師の国家試験が来月に迫る中、新型コロナウイルスに感染して受験できなかった場合、追試験の措置がないことに受験生から不安の声が上がっている。その他の国家試験も体調不良に伴う救済策は乏しく、社会機能を支える「エッセンシャルワーカー」や専門職の育成にも影響が出かねない。別日程の受験や別会場からのオンライン受験を認めるといった措置も検討すべき時期を迎えている。

「どれだけ対策をしても、いつ誰が感染...(以下有料版で,残り1085文字)

日本経済新聞 2022年1月28日 20:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE284Q80Y2A120C2000000/