野村周平2022年2月1日 17時27分

 石原慎太郎・元東京都知事の死去を受け、森喜朗元首相(84)が朝日新聞の取材に応じ、「本当にショックだ。残念でならない。石原さんは兄貴のような存在だった」と惜しんだ。

 森氏は、1969年の衆院選に無所属で立候補し初当選した当時を振り返り、「政治的に周りから疎外されていた私を、石原さんはよく助けてくれた。政治の大恩人であり、師匠であり、兄貴のような存在だった」と語った。

 2011年に森氏の長男の祐喜さんが亡くなった時は、都知事だった石原氏に知事室に招かれ、ともに天ぷらを食べたという。

 「石原さんは『俺にも息子がいるから、あなたのつらさはよく分かる』と言ってくれた。冷たく見えて、情に深い人だった」

 (2人の関係の)ハイライト…

https://www.asahi.com/articles/ASQ215J6MQ21UTQP00Y.html