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原発「温暖化抑制」認定
EU欧州委、正式提案

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は2日、原発と天然ガスを地球温暖化抑制につながる“グリーン”な投資先として条件付きで認定する最終方針を各国に正式に提案した。脱原発を掲げるドイツなど各国や欧州議会からの批判が強まるのは必至だ。

 欧州委は先月、原発と天然ガスのグリーン認定方針を発表した。原発がグリーン認定されれば、原発事業に資金を呼び込みやすくなり、日本の原発政策にも影響を与えそうだ。

 欧州委は2023年の法制化を目指している。ただ欧州議会の過半数またはEU加盟27カ国のうち20カ国が反対すれば廃案となる。先行きは不透明な情勢だ。

2022/2/2 21:45 (JST)2/2 22:03 (JST)updated