2/3(木) 21:24配信

東スポWeb

 北京五輪開幕を翌日に控えた3日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(68)がメインメディアセンターで記者会見を行い、安否が判然としていない中国女子テニスの彭帥(36)と大会期間中に面会する意向を明かした。

 彭は中国の元副首相に性的関係を強要されたと告発し、その後も身の上が心配されている。昨年11月に彭と30分間のビデオ通話を行ったバッハ会長は「また会います。そのことを喜んでいるし、感謝しています。彼女も会いたいとの話でした」と語り、
会談の手段については「私と会うためにバブルに入って来ていただく。すべての手続きが整ったらお会いしたい」と話した。
 
 一方、海外メディアから「IOCは彼女の身体的な安全について情報を持っていないのか? 公表したくないのか?」と質問が飛ぶと、
バッハ会長は「私たちは公表はしています。情報は持っています」と回答しつつ「彼女は今も北京に住んでいて、自由に移動でき、家族や友達と時間を過ごしていると言っていた」と話した。

 しかし、それ以降は彭と接触しておらず、「実際に会うことが重要になると思う。会って初めて彼女の状況を確認することができる。
私たちは次のステップに進み、そこで元気なのか、メンタルがどうか確実に分かると思います」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60572a434805c5f0452434d9899d6e3ab08b5316