バイデン米大統領は3日、米軍がシリア北西部で対テロ急襲作戦を実施し、
過激派組織「イスラム国」(IS)最高指導者アブイブラヒム・ハシミ氏を殺害したと発表した。

米軍側に死者は出なかった。

バイデン氏は声明で「米軍は米国民と同盟国を守るため、シリア北西部で対テロ作戦を実施した」と表明。
「米軍兵士の技能と勇敢さのおかげで、IS最高指導者を戦場から除去した」と述べた。

同日中に国民向けの演説を行い、正式に発表するという。

国防総省や在英のシリア人権監視団などによると、米軍特殊部隊は2日深夜にシリア北西部イドリブ県で対テロ作戦を遂行。
米軍部隊は難民キャンプなどが設置されている同県の町アトメにヘリコプターで到着した後、約2時間にわたって銃撃戦を展開した。

ロイター通信などによると、追い詰められたハシミ氏は女性と子供を含む家族を巻き添えにして自爆した。
在英のシリア人権監視団によれば、今回の作戦で少なくとも13人が死亡した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020301177&;g=int

イスラム国指導者は自爆死
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