兵庫県警 痴漢から受験生守ろうと駅での警察官の巡回強化

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220204/2020017045.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

電車を利用する受験生たちを痴漢から守ろうと、兵庫県警は利用客が多い駅で
巡回する警察官を増やすなどして警戒を強化しています。

兵庫県警は、受験シーズンが始まった先月から県内の鉄道会社の協力を得て、
駅や電車内での痴漢防止の取り組みを強化しています。
このうち、神戸市営地下鉄の三宮駅では、4日の朝も「電車内や駅構内での痴漢や盗撮は犯罪行為です」
というアナウンスが繰り返し流され、警察官が改札前やホームに立ち、不審な人物がいないか警戒していました。

警察によりますと、電車を利用する受験生は緊張していて、試験時間に遅れることができないことから、
そうした事情を狙いインターネットに痴漢を予告する書き込みが相次いでいることです。

兵庫県警は、来月末まで試験会場の最寄り駅や利用客が多い駅で、
巡回する警察官を増やして警戒にあたるということです。
兵庫県警察本部鉄道警察隊の堀ひかる巡査は「駅で見守ることで犯人を監視し、
被害者からの相談もすぐに受けることができます。どんなに小さいことでも
相談してくれれば犯人の検挙につながるのでご協力お願いします」と話していました。

神戸市交通局高速鉄道部勝勇太三宮管区駅長は「もし受験に向かう途中に痴漢にあったときには
試験後も相談を受け付けていますので、少しでもおかしいと感じたら
1人で抱え込まず、駅員や警察に相談してほしいです」と話していました。

02/04 16:30