2022/02/10 11:06

 ファミリーマートが主催する小学生対象の手紙コンテスト「ありがとうの手紙2021」九州・沖縄ブロック中学年(3、4年)の部で、天城町の岡前小学校3年、宇都佑星君の「徳之島のハブさんへ」が最優秀作品に輝いた。ハブの存在が人間を森から遠ざけ島の自然が保たれてきたと感謝し、「君が守っている生き物の命を僕も大切にします」と誓った。

 子どもたちの成長を応援し、感謝の気持ちがあふれる地域社会づくりに貢献したいと、ファミマが09年から始めたコンテスト。全国から1846校・団体の小学生3万3979人が参加。九州・沖縄ブロック中学年の部には1547通の応募があった。

 宇都君は町役場にある「ハブの館」でハブを見てから、家の近くの草むらでバッタやクワガタを捕るのが怖くなった。そんな時、徳之島の世界自然遺産登録が決定した。

 母親から「たくさんの生き物にとってハブは守り神」と教えられた宇都君は、「ハブさんに悪者扱いしてごめんなさい、ありがとうと言いたかった」と筆を執った理由を語った。

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