◆「(第6波の)ピークアウトがゴールではない」

高齢者は重症化リスクが高く、入院が長期化しやすい。都内の感染状況を分析する10日のモニタリング会議後、
都医師会の猪口正孝副会長は取材に「重症用病床はどんどん積み上がっている状況だ。もう2週間先までは増えるだろう」と病床の逼迫を懸念した。

一方、1週間あたりの新規感染者は8日の約1万8500人をピークに増加が止まっている。

感染リスクが高まる夜間の繁華街の人口は、1月21日にまん延防止等重点措置が出された直前と比べて約25%減っており、
増加率が抑えられている一因とみられる。

都医学総合研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長は「(第6波の)ピークアウトがゴールではない」と強調し、
感染拡大のさらなる長期化を避けるため、感染リスクが高い行動を控えるよう呼び掛けている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/160195#:~:text=%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3

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