※2022年02月16日08時30分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、ホワイトハウスで演説し、ロシアが着手したとしている軍部隊の撤収について「いまだ確認していない」と語った。その上で、15万人を超えるロシア軍部隊がウクライナを包囲しており、侵攻の可能性は「依然十分あり得る」と明言。一方、ロシアのプーチン大統領が表明した外交継続の姿勢には「同意する」と述べ、対話を続ける意向を示した。

 バイデン氏は米政府の分析として、ロシア軍が現在も「攻撃態勢」だと指摘。ロシアが侵攻した場合、「ウクライナの人的被害とロシアの戦略的損害は計り知れない」と述べたほか、「米国とその同盟・友好国は断固として対応する」と語り、対ロ輸出規制を含む強力な経済制裁を発動すると警鐘を鳴らした。

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時事通信ニュース: ロシア軍撤収、確認せず 米大統領「外交解決の追求継続」―ウクライナ侵攻、可能性残る.
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021600217&;g=int