2022年2月16日 17時32分新型コロナウイルス

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まもなく卒業を迎える高校3年生。
高校生活の大半をコロナに振り回されてきました。
部活動の大会も中止、修学旅行も中止。
大学受験はオミクロン株の感染拡大の中で行われました。
限られた3年間のうちの2年以上がコロナ禍。
どのように過ごしてきたのか、その本音を聞きました。

(和歌山放送局 福田諒/ネットワーク報道部 芋野達郎)








「全部コロナのせい」

SNSでは卒業を前にした高校生のツイートが相次いでいます。

「高校生活がまるで空白」
「全部コロナのせい」
「青春を返せ」

今の高校3年生。
初めて国内で新型コロナの感染者が確認されたのは、1年生の3学期、1月のことでした。
2年生になったばかりの4月には全国に緊急事態宣言が発令。
その後も、コロナ禍の高校生活を余儀なくされています。






 
雑談も自由にできなかった

「コロナで青春どっかいきました」
こう投稿をしたのは、愛媛県に住む高校3年生、希星さん(のあ・仮名)です。

休日に同級生と一緒にショッピングモールや公園に出かけることが楽しみでした。

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数少ない友達との外出 

しかしコロナの感染が拡大すると学校からは不要な外出を控えるよう指導されます。
友人と会うのは、ほとんどが学校内になりました。

しかも校内でも私語を慎むように言われます。
お昼休みは黙食が呼びかけられ、教室から笑い声は消えました。

「次の授業はなんだっけ?」
「宿題はなにがあった?」

会話の多くは事務的なものになっていき、気兼ねなく盛り上がれるのはSNSでのやり取りのみです。

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昼食風景


希星さん
「誰とも遊びに行けなくなりました。同級生も、仲のよい友達も、中学時代の友達も、です。初対面の同級生とは仲よくなることが難しくなり、やっぱりお互いに顔を見てたくさん話をしたかったなと思います」






イベントや部活動にも影響が
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
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