バイデン米大統領は18日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻を決断したと言明した。
米情報機関の情報に言及し、「われわれには確信する十分な根拠がある」と述べた。

外交の余地はなお残されているものの、ロシアが「数日中にも」侵攻に踏み切るという認識を示した。
さらに、ロシアがウクライナの首都キエフを攻撃の標的にするとも確信していると述べた。

米国防総省の高官は、ウクライナ国境近辺に集結しているロシア軍部隊の40─50%が「攻撃態勢」にあると明らかにした。

米民間企業のマクサー・テクノロジーズは18日、自社の衛星画像を元に、ベラルーシやクリミア、
ウクライナ国境に近いロシア西部の複数の場所で軍事活動が活発化していると指摘した。

ベラルーシ北西部にヘリコプターが新たに多数配備されている様子や、
ウクライナとの国境から約26キロメートルにあるミラーロヴォ飛行場に戦車や人員輸送車、
支援機材などが配備されている様子が写っているという。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-idJPKBN2KN2EQ