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ウクライナ国防相、ドンバス被占領地からロシアへの「大規模避難」は行われていないと説明
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ウクライナのレズニコウ国防相は20日、東部ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(被占領地)にて、武装集団があたかも住民を大規模にロシアに避難させていると主張しているが、実態はそのような大規模ではなく、またロシアに連れて行かれた人は、自分で家に帰っていると説明した。

レズニコウ宇国防相が1+1局出演時に発言した。

レズニコウ氏は、「あたかもドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)からロシア連邦に大規模にウクライナ国民が運ばれているという。それは、現時点では茶番だ。彼らは見せびらかすために数千人の人を運んだが、現在、ウクライナの情報機関は、その人々が自分で家に戻っているとの確かな情報を得ている。誰もそこ(運ばれたところ)で彼らに食事を与えず、泊まれる場所にも連れて行っていないからだ。つまり、『モスクワ映画』やら何やらのための全くの芝居だったということだ」と発言した。

同氏は同時に、ウクライナ軍は「どんな方向からの攻撃にも耐える」準備があるとし、またウクライナの情報機関はパートナーとともに、ロシアの行動を注意深く観察しており、「全てを見ている」と強調した。

同氏は、「私たちは準備ができており、私たちの全ての部隊は完全な準備体制にある。私たちには、戦略的予備の準備もある。燃料も弾薬もだ」と発言した。

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