全国の自宅療養者数は、過去最多の54万人以上とかつてない規模になっている。そこで課題となっているのは「食事の確保」だ。

 大阪府は自宅療養者に向けた配食サービスを実施している。

 ただ、窓口となっている保健所の業務がひっ迫しているため、陽性が判明してから3日から4日以上経って届くケースが多くなっている。

 自身が陽性になったことで、家族4人全員が自宅待機になり、大阪市の配食サービスを利用した女性が取材に応じてくれた。

 のどの痛みで話すことができないことから、SNSでやりとりしたところ…。

 配食サービスを利用した女性
「大阪市のホームページで確認すると、7日間の食料配布と書いてあったので、安心してお願いしたのですが、いざ開けてみると7日間なんてものでなく、9食(3日分)しかなく…」
「保健所に確認してみたところ、大阪市は物資不足で、有料になりますがネットスーパー等を案内されました」

(報告 田戸遼佑記者)
 一方、藤井寺市は療養する市民に対し、独自に無料の配食サービスを開始した。今週火曜日に始まったが、すでに30件近くの問い合わせがあると言う。

 申し込みは電話で受け付け、大阪府の配食サーヒスが届くまでの約3日分の食料を自宅に届けることにしている。

 職員
「(大阪府の配食が)3日くらいかかるという方に、藤井寺市の配食サービスを手配しました」

 家族や知人などから食料を届けてもらう事が難しく、大阪府の配食サービスを利用できていないケースなどが対象になる。

 可能な限り、申し込んだ当日に届けられるという。

 ただ、家族全員が陽性でなければ配食されないことから、対応が難しいケースも。

 職員の電話対応
「お子さんが陽性で、お母さまは濃厚接触者で…申し訳ないのですが、このサービスは濃厚接触者では受けられないことになっているんです」

 藤井寺市の岡田一樹市長は…
「どういった形でお困りになられているのかというケースを、いろいろ聞かせていただくことができれば、それに沿ったきめ細かなサービスに今後改良していくことも検討していきたいと考えています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/05fe9cf9e17c7242740b0bdf1a3c51e99f5d743f

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