ロシア軍のウクライナへの大規模侵攻に対してドイツのショルツ首相は、「NATOの決意を見くびるべきではない」と述べ、プーチン大統領を非難しました。

ドイツ ショルツ首相
「プーチンは、同盟国全てを防衛するというNATOの決意を見くびってはなりません。これはバルト諸国、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、スロバキアに特に当てはまる。『もし』も『でも』もありません」

ドイツのショルツ首相はテレビ演説で、「我々はヨーロッパがこの75年間見たことのなかったような戦争の始まりを目撃している」とした上で、「時計の針を戻すことはできない」と述べてロシアの侵攻を強く非難しました。ロシアからのガスパイプライン、ノルドストリーム2を停止したことに言及、侵攻を受けて新たな制裁を導入すると述べました。

一方で、「この戦争が他のヨーロッパの国に広がらないようにしないといけない」とした上で、「NATO=北大西洋条約機構が同盟国全てを守るという決意を見くびってはならない」として東欧諸国の名前をあげ、プーチン大統領をけん制しました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6004616.html
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