【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は27日、ロシアが侵攻したウクライナに武器調達のための資金を供与することを決めた。供与額は4億5千万ユーロ(約580億円)に上り、攻撃を受けている国にEUが武器調達の資金を供与するのは「前例がない決定」(EU高官)。いかに深刻な危機と捉えているかがうかがえる。

 「かつてない時代だ。戦争が(われわれの)近くに戻ってきた」。EUのボレル外交安全保障上級代表は27日の会見でこう述べ「EUは紛争地に武器を供与しない」というタブーを破る必要があったと説明した。

 EUはロシアがウクライナ以外にも侵攻するのではないかと懸念する。

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