参議院は2日、本会議で、ウクライナに侵攻したロシアを非難する決議を採択した。れいわ新選組は1日に衆院本会議に続いて、この日も決議を反対して、全会一致とはならなかった。れいわの党員のツイッターには、多くの意見が寄せられている。

 山本太郎代表率いる同党に所属する高井たかし前衆院議員は1日に「れいわ新選組は『ウクライナ侵略非難決議』に反対した。理由は『異常な事態を終わらせようという具体性を伴った決議ではない』から。れいわはあらゆる議案に内容が不十分であれば反対する。誤解を恐れて妥協はしない。『侵略を最も強い言葉で非難』しているのはれいわだ。」とツイートした。

 「戦争での時間は限られてます 何を優先して何を後で論議するのか」「侵略を最も強い言葉で非難してもそれは世界に伝わりません。決議に反対した党があった、日本は全会一致ではなかったという事実が伝わります」「日本は貴国を非難するという全会一致より強い非難する言葉とは何かが知りたい」「賛成、反対の二択ですよ?棄権をせず反対を選択したのはれいわ」「いいたいことはわからなくもないが、今はそういう段階の話じゃないだろう。ひとまず国の方針として全会一致の可決を目指し、その上でまた更に実行力のある試案を(求めるのであれば)れいわが主体で提出するべき」と批判する声が多数集まった。

 一方で「妥当な対応。異様な方向に流されつつある社会に、それが小さな石でも国会から投げられ、波紋を引き起こすことは大事だ」という意見もあった。

3/2(水) 19:29配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d78da5d4c3336ce5d34e424b97abedd461d45241
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220302-00000113-dal-000-3-view.jpg