3/7(月) 8:55配信 ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/600a5f6b45eb4bc83d5ace965c5d74b25a34e74d

[バチカン市 6日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは6日、ロシアがウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と表現していることを拒絶するとともに、即時停戦を求めた。

教皇は、サン・ピエトロ広場に集まった人々に向けて窓から行った週定例講話で「ウクライナでは血と涙の川が流れている。これは単なる軍事作戦ではなく、死と破壊と悲惨の種をまく戦争だ」と述べた。

侵攻に関するコメントとしては、これまでで最も強い調子となった。ただ、ロシアを名指しで非難せず、平和への訴えを繰り返し、人道回廊の設置と交渉の座への復帰を呼び掛けた。

教皇は「(ウクライナでは)人道支援の必要性が時々刻々と増している。戦争は狂気。止めてもらいたい」と語った。