※2022/3/8 19:31産経ニュース

平成28年10月に交際女性を殺害したとして、殺人の罪で京都府井手町の末海征河(すえうみ・せいが)被告(25)が起訴された事件で、被害者の身元が交際相手の木村京花(きょうか)さん=当時(19)=と判明した。行方不明になって約5年。無事を祈っていた遺族は明らかになった事実に悔しさをにじませた。

「成人式を控え、これからというときだったのに」。京都府警が身元を発表した8日、同町の自宅で木村さんの双子の妹(25)は取材に応じ、心中を明かした。


当時、木村さんはスタイリストを目指す専門学校生。美容技術を競うコンテストで入賞するほどの腕前で国家試験を控えていた。

末海被告とは同じ高校に通う幼なじみで、交際を始めたのは高校3年生のとき。けんかは珍しくなかったが、それでも仲が良かった−。間近にいた妹の目にはこう映った。

2人を知る友人らによると、末海被告は木村さんの両親にあいさつを済ませ結婚も認められていた。当時木村さんは妊娠しており、妹にも赤ちゃんが写ったエコー写真を見せて「かわいい」とつぶやき、生まれてくるわが子を楽しみに待っていたという。


その直後に木村さんは失踪した。妹が姉の姿を最後に見たのは行方不明になる数時間前。末海被告と自宅近くで口論する様子を見たといい、「無理やりにでも家に連れ帰っていれば」と悔やむ。

「寂しがりで家出ができるような性格ではない」と、姉を探すために末海被告とも頻繁に連絡を取り合い、一緒に探したことも。一方で、約半年後には末海被告が友人と遊ぶ姿を会員制交流サイト(SNS)に投稿するようになったことで見るのがつらくなり自然と疎遠になっていったという。

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産経ニュース: 「お姉ちゃんの時間返して」京都女性不明、双子の妹の胸中は.
https://www.sankei.com/article/20220308-G5SQ43B2ZZLUJPX4NDIHSLQ7OM/