0001デビルゾア ★
2022/03/09(水) 04:39:02.50ID:f1LMQnUK9エネルギーの燃焼や、鉄鋼など産業工程で出るCO2が対象。20年の排出量は新型コロナの影響で経済活動が落ち込み、19年比で5.2%減った。だが景気刺激策とワクチンの普及で、世界の景気が急速に回復し、21年は20年に比べて6%増えた。IEAは声明で「20億トン超の排出量の増加は史上最大で、前年のコロナ禍による減少を相殺した」と説明した。
地域別でみると、ほとんどの地域で排出量は増えた。ブラジルとインドはそれぞれ10%以上増えたほか、米国と欧州連合(EU)は7%程度増えた。日本の増加分は1%に満たない。
中国は5%だが、同国は主要国でほぼ唯一20年も前年比での増加を記録している。21年までの2年間で7億5000万トン増えた。IEAは、世界の排出増は「主に中国がけん引した」と分析した。
エネルギー別では石炭の伸びが目立った。排出増加分の40%以上を石炭が占めた。中国やインドで石炭火力発電の利用が増えている。
国際社会は21年11月の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で気候変動対策の一段の強化で一致したが、対策が不足していることが明白になった。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR08DPA0Y2A300C2000000/