全日本空輸が2022年度から、予約変更ができる国内線の運賃を平均3%値上げすることが8日分かった。
新型コロナウイルス禍の需要低迷で業績が悪化しており、収支改善に向け利用者に負担を求める。
一方、予約変更ができず、空席状況などで価格が決まる割引運賃「ANAバリュー」「ANAスーパーバリュー」は引き下げを進めている。

 関係者は取材に対し、値上げの理由として燃料価格の高騰や不採算路線を含めたネットワークの維持も挙げた。
値上げの対象は「ANAフレックス」や小児運賃、株主優待割引運賃、介護割引、プレミアム運賃などと幅広い。

 夏ダイヤが始まる今月27日から適用する。
https://www.topics.or.jp/articles/-/672349