東日本大震災の発生から11日で11年が経ちました。総務省消防庁によりますと、亡くなった人の数は去年と比較して12人増え、あわせて1万9759人となっています。

東日本大震災の発生から11年を迎えるにあたって、総務省消防庁が公表した3月1日現在の最新の被害状況によりますと、▼死者はあわせて1万9759人で、去年と比較して12人増加しました。

震災関連死が11人、遺体の発見が1人、新たに増えたということです。

また、▼行方不明者は2553人で、去年と比較して3人減少しました。

遺体の発見と身元の判明によるものだということです。

一方、建物の被害も、去年に比べ▼全壊が1棟、▼半壊が4棟、▼一部破損が202棟それぞれ増えていて、こうした数字からも、東日本大震災による被害や影響が、11年経った現在も依然として収まっていない状況が見てとれます。
(11日00:00)

https://news.yahoo.co.jp/articles/12ea4a7657053505689e5dcceeca3ed3b2963eca