昨年7月に大阪市で開催された「表現の不自由展かんさい」の会場に「サリンをまく」などとインターネット交流サイト（SNS）に書き込んだとして、
大阪府警は2日、威力業務妨害容疑で、兵庫県姫路市の無職男性（28）を書類送検した。

　男性は容疑を認めており、「開催されることに不満を持った。開催を止めたかった」などと話しているという。

　書類送検容疑は昨年7月16日午後、「明日一般閲覧者に紛れてサリンまきます」などと、自身のスマートフォンでSNSに書き込み、
会場の警戒警備に従事していた運営管理者の業務を妨害した疑い。

　府警によると、大阪会場には「サリンを同封する」などと書かれた紙とともに少量の水が入った封書のほか、
ペーパーナイフや爆竹などが入った封書計4通が郵送で送り付けられた。府警は男性の関与はないとみており、この4通についても脅迫容疑などで捜査している。　

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