日本共産党の志位和夫委員長は10日、定例会見を行い、今夏の参院選で改選1人区を中心とした立憲民主党との候補者一本化などの選挙協力について
「何とか共闘が実るように鋭意努力している最中」と述べた。

9日、立民の泉健太代表がBSテレビ番組で「共通する政策で合意すれば、候補者調整の段階に進んでいく」とした一方で
「特に安全保障で、まだ共通項を見いだせていない」とした。

志位氏は泉氏の発言を受け、重ねられた質問に対して「鋭意努力中です。何度聞かれても、これ以上のことはお答えできません」とさえぎった。
そして「今度の参院選でも1人区を中心にできる限り、共闘を実らせたい、というのは一貫した立場です」と強調した。

共産党は1月24日、立民に参院選へ向けた公式協議の開始を申し入れたが、立民から公式な回答はなく、いまだに実現していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d77062c3105f43e77980f87f4dad562ff4bdb6b6