米国防総省の高官は14日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍に目立った進軍がみられないとの見方を示した。抵抗を続けるウクライナ側に対し、前進を阻まれたロシア軍は郊外から都市部を包囲して長距離攻撃を増やし、無差別で暴力的になりつつあるという。

 高官によると、ロシア軍の進軍が停滞しているのは「ウクライナの抵抗によるところが大きい」という。一部の部隊は意図的に進軍を止め、再攻撃にむけ編成を立て直す動きもあるという。首都キエフに複数方面から向かう部隊は中心部まで最短で15キロの地点に迫ったまま、3日前から特段の前進をみせていない。

 一方、13日に西部リビウ近…(以下有料版で、残り255文字)

朝日新聞 2022/3/15 3:57
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