ヨーロッパでは、新型コロナウイルスのオミクロン株亜種とみられる感染が拡大し、アメリカなど他の地域でも今後の感染が再び広がる心配されています。

CNNなどアメリカメディアによりますと、イギリスで先週の感染者がその前の週に比べて48%増え、入院者数も17%増えています。

他にもドイツ、フランス、イタリアなどで感染再拡大の傾向がみられます。

イギリスでは今月初旬に感染者の68.6%がオミクロン株の亜種BA.2によるもので、従来のオミクロン株は31.1%でした。

イギリス当局と話したアメリカのファウチ首席医療顧問は、「感染力の強いBA.2株の拡大、
マスク着用義務の撤廃など規制緩和、獲得した抗体の減少」が再拡大の背景にあるとしています。

ニューヨークなどアメリカの一部地域でもBA.2株の割合が増えていて、同様の感染拡大がアメリカで起きる懸念が指摘されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a279ec8505adf6cf5d58274b98f0d5d5c675593