大阪にあるロシア領事館のトップがMBSの取材に応じ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の正当性を主張しました。

 (在大阪ロシア領事館 テルスキフ・アレクサンダー総領事)
 「特別軍事作戦の理由は数日前に出たことではないんです。8年間で(ウクライナ東部)ドンバスで紛争が進みましたので、戦争を終わらせるためにやっております」

 今回の軍事侵攻について、3月15日にMBSの単独取材に応じた在大阪ロシア領事館のテルスキフ総領事は、ウクライナ東部での紛争でロシア系住民が多数犠牲になるなど安全が脅かされており、軍事的解決方法をとらざるを得ないためだと主張しました。

 ウクライナの都市で、連日マンションなどが砲撃され、民間人2500人が亡くなったとされていますが、これについては以下のように話しました。

 (在大阪ロシア領事館 テルスキフ・アレクサンダー総領事)
 「(攻撃は)軍事インフラだけです。民間施設には攻撃はしないです」
 (Q我々が見ているのは何でしょうか?)
 「それは本当にフェイクニュースのこともあるんですけれども。もう一回繰り返しますが、ロシア軍は一般市民と民間施設を攻撃することは無いです」

 テルスキフ総領事は「目標が達成されれば特別軍事作戦は終了する」として、ロシアとしてもできるだけ早く停戦したいと主張しました。
MBSニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/eaef1320c7012dbc87d8b713ca7dda6952328fa5