0001蚤の市 ★
2022/03/18(金) 08:11:15.84ID:z5bDEAzh9松沢教授によると、昨年2月の地震では震源から南西に、今回は反対の北東に断層の破壊が進んだ。いずれも震源が陸地に近いため強い揺れが観測された一方、震源が深かったことで海底の上下変動は小さく、津波は弱くなった。
断層面がずれ動いた量などで計算するモーメントマグニチュード(Mw)は昨年2月が7・1に対し、今回は速報値で7・3。Mwが0・2大きいとエネルギーは約2倍になるため、広範囲で大きな揺れや被害につながったとみられる。
東日本大震災の本震は陸側プレートと沈み込む太平洋プレートとの境界面で起きた。その後も、プレート境界がゆっくりとずれ動く「余効滑り」などの影響が長引く中、昨年2月と今回の地震が発生したと考えられ、11年たっても地震活動が活発な状態が続く。
松沢教授は「残念だが地震活動が震災前の状況に戻るには少なくとも数十年、おそらく100年以上かかる。今後もM7以上の地震が数年に一度起きても不思議ではない」と引き続き警戒を呼び掛ける。
仙台管区気象台によると、宮城県北部では長周期地震動の「階級4」を県内で初めて観測した。4階級のうち一番上で、ビルの高層階では立っていられず、はわないと動くことができない。未固定の家具は大半が移動し倒れるものがある。
河北新報 2022年3月18日 6:00
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