※Bloomberg News 2022年3月24日 1:18 JST

ナビウリナ総裁は再任について公に発言せず
この段階で辞任なら、プーチン氏は裏切り者と見なす−関係者
ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は、プーチン大統領がウクライナ侵攻を命じた後に辞任しようとしたが、プーチン大統領に引き留められたと、事情を知る関係者4人が明らかにした。

  3期目(任期5年)となる再任指名を先週受けたナビウリナ総裁が、現時点でどのような考えなのかは分かっていない。同総裁はプーチン氏と過去20年近くにわたり緊密に連携してきた。この段階で辞任するとなれば、プーチン氏は裏切りと見なすだろうと関係者らは語った。

  ナビウリナ氏(58)は自身の再任について公に発言したことはなく、問い合わせにも応じなかった。ロシア中銀、大統領府の報道官はいずれもコメントの要請に対し回答しなかった。事情を知る関係者によると、ウクライナでの戦争を巡り辞職した政府高官はこれまでに1人だけで、気候問題の大統領特使を務めるアナトリー・チュバイス氏が今週辞任し出国した。

続きは↓
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-23/R97EN1T0AFB401