※2022/3/26 22:17

新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が進む中、東京都が昨年11月に運用を開始した接種証明アプリ「TOKYOワクション」の登録者数が伸び悩んでいる。都は飲食店などでサービスを受けられる特典を用意し、利用者増を図るが、登録は41万人余りと3回目の接種を終えた都民の1割に満たない。接種証明書の提示で行動制限を緩和する国の制度停止も背景にあるとみられ、都は特典の充実など対応を急ぐ。

無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントから、氏名や接種記録などを登録する「TOKYOワクション」。都内のホテルや飲食店などが提供する「抽選で宿泊券プレゼント」「1ドリンク無料」といった特典を受けられ、昨年11月1日の運用開始から1カ月ほどで登録者は30万人を超えた。


昨夏の流行「第5波」収束後の感染再拡大を防ぐため、ワクチン接種の促進を狙ったアプリだが、都が運用開始と前後して、大人数での飲食店利用に接種証明書などの提示を求めたことで、「ワクチンパスポート」の役割も担った。

政府も11月19日に、接種や新型コロナ陰性の証明書提示で、飲食店やイベントの規制を緩和できるとする「ワクチン・検査パッケージ」を導入。国も自治体も、感染拡大を防ぎながら経済活動を正常化させることにかじを切った。

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産経ニュース: ワクチン接種証明アプリ低調 東京都、特典拡充急ぐ.
https://www.sankei.com/article/20220326-GII2EUIUSJO23PQLUMEYJ7ANLM/