九条の会とは、日本が戦争を永久に放棄し戦力を保持しないと定めた第9条を含む日本国憲法の改定阻止を目的として、
作家9人により結成された社会運動団体である。

九条の会には様々な考えの人が集まっており、これらの人々の主張が細部まで一致しているわけではない。
たとえば、国際連合憲章第7章の第51条で規定されている集団的自衛権については、
批判する場合もあれば、言及していない場合もある。

呼びかけ人(構成員)・世話人会・主な賛同者
呼びかけ人は以下の9人。

・井上ひさし(作家)故人
・梅原猛(哲学者)故人
・大江健三郎(作家)
・奥平康弘(憲法学者)故人
・小田実(作家)故人
・加藤周一(評論家)故人
・澤地久枝(作家)
・鶴見俊輔(哲学者)故人
・三木睦子(社会活動家)故人

2004年(平成16年)6月の九条の会の呼びかけ対して、科学、スポーツ、宗教、医療など各分野、また地域で、
「XX九条の会」や「九条の会XX」など、九条の会のアピールに賛同する人々の会が結成されている。
このような団体の数は、九条の会事務所によると2011年時点で7,500ほどとされる。