https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2022-03-28/2022032801_01_0.html

3カ月後に迫る参院選は、暮らしと平和がかかった選挙―。日本共産党は27日、志位和夫委員長、小池晃書記局長を先頭に幹部が全国で遊説しました。志位委員長が訴えたさいたま市・浦和駅前での街頭演説では「NO WAR ウクライナに平和を」と書かれた特製の大型横断幕が掲げられ、ロータリー沿いに聴衆がぎっしり。志位氏が「日本共産党の躍進が平和と暮らしの願いを生かす一番の力です」と力を込めると、盛大な拍手と歓声が湧き起こり、演説が進むにつれ、足を止めて演説を聞く人の輪が広がりました。リアル参加とオンライン視聴を合わせて4000人を超えました。小池氏が高松市で訴えたほか、山下芳生、田村智子、市田忠義各副委員長、笠井亮、本村伸子両衆院議員が各地で訴えました。

〜中略〜

志位氏は「参院選で何が問われるか」について、「暮らし」「平和」「共闘」の三つの角度から縦横に語りました。志位氏がそれぞれの具体的項目についてリアルに語りかけるたびに、聴衆から共感の拍手が湧き起こりました。

この中で志位氏は「平和がかかった選挙」だと強調し、「戦争する国」づくりをストップし、9条を生かした外交で平和な東アジアをつくろうと訴えました。岸田政権や日本維新の会が危機に乗じて9条改憲を狙い、「敵基地攻撃」や「核共有」の議論を進めるなど危険な動きをしていると批判。抜本的対案として、9条を生かした平和外交で東アジアを平和と協力の地域にする日本共産党の「外交ビジョン」を訴えました。

最後に志位氏は、日本共産党の疑問に答える「はてな」リーフが大好評だと紹介し、「どんな問題でも国民多数の合意で社会改革を進めるのが共産党です。共産党は、『アメリカいいなり』『財界中心』の日本を大本から改めて、『国民が主人公』の日本を目指します。それを進める道も『国民が主人公』を貫きます」と力説。「共産党の躍進で『やさしく強い経済』『9条生かした平和外交』に切り替えましょう」と熱く訴えると、鈴なりとなった聴衆が大きな拍手で応えました。