茨城新聞クロスアイ 3/30(水) 8:00

茨城県教委は29日、2020年9月に鹿行地域にある勤務先の公立小学校で児童にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われ懲役1年の実刑判決を受けた男性教諭(60)を懲戒免職処分にしたと発表した。31日に定年退職を迎えると処分できなくなるため、判決の確定を待たず処分した。

男性教諭は同年11月、勤務中に教室で、高学年の女子児童に対して体を触るなどわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で神栖署に逮捕された。当時の同署の調べでは、教室にいたのは男性教諭と女児の2人のみだった。

同年12月、同罪で水戸地検が起訴。今年3月22日、水戸地裁土浦支部(白石篤史裁判長)は懲役1年の実刑判決を言い渡した。

県教委義務教育課によると、男性教諭は公判でわいせつ行為を否認。判決後の聞き取りに対し、控訴の意向を示し「やっていない」と主張しているという。

同課は「絶対にあってはならない、許されない行為。再発防止に向け注力する」としている。

茨城新聞社
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