イギリスでは、3月の最終日曜日の1時(UTC)からサマータイムに。それにより、宮殿は大忙しだったよう…。
2022/03/28

だんだんと気温もあたたかくなり、日も長くなってきた今。新生活や新たな環境に挑戦しようと、忙しい日々を送っている人も多いのでは?そんななかイギリスのバッキンガム宮殿では、かなり大忙しな週末を過ごしたよう…。


太陽が出ている時間を有効に活用することを目的に、3月の最終日曜日の1時(UTC)から10月の最終日曜日の1時(UTC)までの期間、時計の針を1時間進める「サマータイム」を導入しているイギリス。

一般的な生活を送っている人であれば、スマホの時計は自動で更新され、家に時計があったとしても1、2個なら5分程度で針を進める作業は終わるはず。けれど王室のスタッフたちは、バッキンガム宮殿内にある775部屋の時計を進めなくてはならないという、大変な仕事に追われることに…。

バッキンガム宮殿内には、350個もの時計があるそうで、手動で時計を1時間進める必要があったのだとか。そしてすべての時計が正しい時間になるよう、宮殿には「時計職人」という職業も存在しているとのこと。その一人であるロバート・ボール氏は、このことについて以下のように語っている。

「サマータイムに切り替わる週末の2日間は、何百もの時計を調整するため、私たちにとって1年で最も忙しい時期なのです」

これだけでなく、切手の管理人や額縁の管理係など多くのスタッフを雇っているというイギリス王室。女王は、食器を自分で洗うそうだけれど、朝のバスタイムは「適温かつお湯は約18センチ以下」でなければいけないのだとか。

https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/celebrity/a39557444/queen-palace-staff-busiest-weekend-clocks-change/