日本共産党文化後援会は3日、東京の日本共産党本部で全国交流会を開きました。オンライン参加を含め55人が集まりました。

 講演に立った田村智子党副委員長・参院議員は「野党分断や共産党への攻撃に対し、野党共闘を一貫して求めている共産党の前進を勝ちとろう」と訴え。
ロシアのウクライナ侵略に乗じた改憲策動について、「武力には武力をとの論調は、際限のない軍拡と緊張を招く」と強調し、
「憲法9条の精神に沿った市民社会の声こそがロシアを追いつめる力だ」と語りました。

 また、「コロナ禍で減収補てんもせずに自粛を強いるなど、政府の文化に対する位置付けの弱さがはっきりした。文化は従事者や観客が離れてしまったら壊れてしまう」と指摘。
「文化の問題に本気に取り組む共産党への支持を広め、比例代表で5議席獲得を」と訴えました。

 党学術・文化委員会責任者の土井洋彦さんは、コロナ禍を乗り越えるための事業をめぐる支援の決定や支払いの遅れなどを指摘し、依然として少な過ぎる文化予算の抜本増額を訴えました。

 文化後援会事務局長・前野秀雄さんが参院選必勝を目指す活動を報告し、各地域、各分野が活動交流。
京都文化後援会が京都知事選での奮闘を伝え、歌人後援会による「党100周年合同歌集」への取り組みや、
映画後援会が広める伊藤千代子の生涯を描く劇映画「わが青春つきるとも」についてなど、活発に語られました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-05/2022040503_01_0.html