当時の日本人は手先が器用で
特に訓練を受けてない人でも
椅子や机や本棚程度のものは木材の切り出しから完成まで簡単に仕上げていた
それがロシアやウクライナでは「手品を見るような気分」だったらしい
工兵や建築や家大工の経験のあるひとなんかは引く手数多の人気者で
(彼らに比べれば)あまり酒も飲まず勤勉だから女性にもモテたとか
ユジノサハリンスクで教師になった西山荘吉とか
ロシア人と結婚してサンクトペテルブルク地方議会の議員になった川越史郎とか
けっこうそんな話は多い