イルピン、ウクライナ、4月5日(AP)― メキシコとスペイン語圏最大手テレビ局「テレビサ」の取材班が4月1日、ウクライナ北部に侵攻したロシア軍が撤退した後の首都近郊で、無差別に殺害されたとみられる住民の遺体複数を発見した。
 数々の遺体が発見されたのはキーウ(ロシア語表記キエフ)に隣接するイルピンで、リポーターはバラバラにされた遺体も何体かあったと証言。
 また、取材に応じた地元住民は「ロシア兵の姿を見て、怖くて逃げた」と話していたという。
 ウクライナ当局は、キーウ周辺のイルピンやホストメリ、ブチャなどでロシア軍が戦争犯罪に該当する残虐行為を働いたとして、訴追のための証拠を収集している。
  ウクライナの検事総長は、最近ロシア軍から奪還されたブチャで、民間人410人の遺体が発見されたことを明らかにした。

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