県内で新たに690人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

過去最多の202人の感染が確認された長野市は、「年代によって感染の広がりが二極化している」として、
感染の拡大が顕著な子どもや親世代に特に注意を呼びかけています。

県と長野市、松本市によりますと、新たに感染が確認されたのは690人で、ことし2月9日と並ぶ過去2番目の多さになりました。

前の週の木曜日から87人増え、11日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
1人が中等症で、そのほかは軽症か症状がないということです。

市町村別では、長野市で過去最多の202人、松本市で87人、上田市で62人などとなっています。

また、新たに児童福祉施設や高校の部活動など4か所で集団感染が確認されました。

感染者が過去最多となり、7日会見を開いた長野市保健所の小林良清所長は「3回目のワクチン接種が進む60代以上では感染者が減少している一方で、
50代以下では増加に転じている」と述べた上で、「年代によって感染の広がりが二極化している。

子どもたちと親の世代に激しい増加傾向が見られ、子どもから家庭、家庭から職場に感染が連鎖している。
引き続き症状があった場合には登園・登校を控えることを徹底してほしい」と呼びかけました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220407/1010022189.html