【ワシントン時事】ブラジル紙グロボは14日、ロシアが米首都ワシントンで20日に開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、新興国として友好関係にあるブラジルに協力を要請していたと報じた。

 ウクライナ侵攻を理由としてG20からロシアを排除しようとする西側諸国に対抗する狙い。ロシアをめぐる先進国と新興国の溝が深まりそうだ。

 グロボ紙やロイター通信は、ロシアのシルアノフ財務相がブラジルのゲジス経済相に宛てた3月30日付の書簡を入手。米国などの経済制裁に不満を訴えた上で、「G20議長国インドネシアの大統領にロシアを出席させないよう強い圧力がかけられている」と指摘したという。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1039095c1c58d3c7eac593f5f52e61a34e071157