※2022年4月18日 22時23分

ロシア軍が侵攻を続けるウクライナで18日、西部リビウの軍事施設などが攻撃を受け、地元の州知事は7人が死亡したと発表するなど、各地でロシア軍のミサイル攻撃が続いています。
一方、ロシア軍は、東部の要衝マリウポリで降伏を迫りながら完全掌握を目指し、第2の都市ハルキウでも攻撃を続けていて、東部2州の掌握を急ぎたい考えとみられます。
ロシア国防省は18日、東部ハルキウ州や、南東部ザポリージャ州などで16の施設をミサイルで攻撃し、指揮所や弾薬庫などを破壊したとしたほか、ハルキウ州のイジューム近郊でウクライナ軍のミグ29戦闘機を撃墜したなどと発表しました。

さらに西部リビウ州のコジツキー知事は、日本時間の18日午後、リビウにある軍事施設や自動車整備の施設が合わせて4発のミサイル攻撃を受け7人が死亡したと明らかにしました。

一方、ロシア軍は、東部の要衝マリウポリの完全掌握に向けて、ウクライナの部隊が拠点とする製鉄所を包囲したと主張したうえで「武器を置いた者は命を保証する」などと呼びかけ、日本時間の17日夜までに武装を解除して降伏するよう要求しました。

ただ、ウクライナ側は、降伏の要求に応じておらず、ロシア国防省は、「これ以上、抵抗を続ければ全滅させる」と警告していて、ロシア軍による攻撃がいっそう激しくなるおそれがあります。

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nhk.or.jp: ウクライナ東部2州掌握へ ロシア軍が攻勢 西部もミサイル攻撃.
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