毎日新聞 2022/4/20 10:55(最終更新 4/20 11:01) 565文字

 滋賀県警は渋滞の緩和や交通違反の減少を目的に、交通量の減少などの交通環境の変化で必要がなくなった信号機の撤去に取り組んでいる。
2018年度以降、100基以上を撤去。前後1年を比較すると事故が約1割減少する効果が出ている。




事故、81件から71件に1割減

 県警によると、学校の閉校や新たなバイパスの完成により車や歩行者の通行量が減った道路に信号が設置されたままだと、渋滞や信号無視を誘発し、
事故につながる恐れがある。県警は1時間の通行量が300台未満となった道路の信号機は、地元に説明をした上で撤去して一時停止規制に切り替える措置を始め、
15〜21年度に128基を撤去した。調査できた93基について、撤去前の1年は計81件あった事故が撤去後の1年は71件に減少した。





信号機のリサイクルも
https://mainichi.jp/articles/20220420/k00/00m/040/053000c