先月の千葉県市川市長選挙で初当選した田中甲市長が初登庁し、前の市長が使用していたおよそ180万円ほどの市長室の机といすについて「税金で自身の趣味が入ったぜいたくな高額なものを購入していた」としてインターネットオークションにかけて売却する考えを示しました。

先月の市川市長選挙では、田中市長が市長室にシャワー室を設置するなどして批判も受けた村越前市長を破り、初めての当選を果たしました。
22日、田中市長が初登庁し、幹部職員を前に「この4年間、市川市はマイナスイメージで捉えられる出来事があったが安定して信頼される市政運営のために一歩一歩前へ進みたい」と挨拶したうえで、月額101万6000円の市長給与を3割カットすることを表明しました。
このあと田中市長は記者会見で「市民目線と現場主義を貫いて、判断を間違えることがないようにしたい。前の市長が打ち出した学校給食の無償化はぜひ実現したい」と述べました。
一方、村越前市長が使用していた市長室のおよそ180万円ほどの机といすについて、「税金で自身の趣味が入ったぜいたくな高額なものを購入していたので、インターネットオークションにかけて売却して市の財源に戻したい」と述べました。

NHK NEWS WEB
04月22日 13時37分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220422/1000079228.html

参考
http://pbs.twimg.com/media/FQ7DH17aUAESB-H.jpg