旧ソ連や中国などは、自由がない、表現規制などイメージが悪いとして、
「社会主義や共産主義の理論にはそういった問題があるのか?」との疑問が出されました。

 志位さんは、「もともとの理論は、問題があるどころか正反対です」とのべ、プロイセンの検閲制度に反対したマルクスの初期の論文も紹介しながら、
「マルクスとエンゲルスは、出版・結社・集会の自由のためのたたかいを労働者の運動の中心課題として一貫して重視してきました」と強調。
マルクスとエンゲルスが人民主権の民主共和制の旗を高く掲げ、民主主義を壊す攻撃には断固反撃をくわえたとして、
「『自由がない』『独裁と専制』などは科学的社会主義とは無縁のものです」と語りました。

 その上で、なぜ旧ソ連や中国では自由がない制度になってしまったかについても回答。
志位さんは、「出発点の遅れ」「指導者の誤り」の問題をあげ、ロシア革命前の帝政ロシアにも、
中国革命前の中国にもまともな議会が存在しなかったことや、スターリンや毛沢東のもとで、
「民主主義に逆行する深刻な誤り」が起きたことなどを指摘しました。
一方で、日本は高度に発達した資本主義国であり、
「日本国憲法のもとで、75年間にわたり、国民主権、基本的人権、議会制民主主義の制度を国民は経験しています」として、
「これを土台にして社会主義に進むわけです。自由がない制度への逆行は起こりえないというのは、私たちの党綱領の約束であるとともに、歴史の必然です」と話しました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-22/2022042205_01_0.html

※前スレ
【共産】志位和夫委員長「日本が共産主義国になっても、ロシアや中国のように自由がない社会への逆行は起こりません」 [ボラえもん★]
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