県内では26日、合わせて623人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
1日の新規感染者が600人を超えるのは、およそ2か月半ぶりです。

佐世保市は来月2日、市内のすべての市立の小中学校、合わせて70校を一斉に休校とすることを決めました。


年代別では、「10歳未満」と「10代」が合わせて48%と、依然として、若い世代の感染が多くを占めています。

新たな感染者の集団=クラスターも、学校を中心に相次いでいます。

▽壱岐市の市立中学校で生徒11人、▽対馬市の県立高校の部活動で職員と生徒、合わせて6人、
▽長崎市の市立学校で関係者6人、▽時津町の事業所の職員7人、
▽長崎市の民間児童福祉施設で関係者8人の感染が確認され、クラスターと認定されました。

また佐世保市は、小中学校で感染が拡大していることから、来月2日、
市内のすべての市立の小中学校、合わせて70校を一斉に休校することを決めました。

すでに公表されているクラスターでは、長崎市の学生寮で、新たに関係者9人、壱岐市の市立小学校で児童2人の感染が確認されました。

長崎県は、大型連休中は旅行先や帰省先で感染防止対策を徹底することと3回目のワクチン接種に協力することを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220426/5030014628.html