2022年4月26日 16:40

264人が犠牲になった中華航空機墜落事故から28年となる26日、愛知県春日井市の慰霊施設で遺族らが犠牲者を追悼しました。

 1994年4月26日、台北発の中華航空機が名古屋空港で着陸に失敗し、264人が死亡しました。

 新型コロナの影響で去年に続き、式典は中止されましたが、名古屋空港近くの慰霊施設「やすらぎの園」には遺族らが訪れ花を手向けました。

 当時3歳だった生存者の1人、長谷部弘義さん(31)は、事故で母親を亡くしました。

「4月26日を迎えると、どうしてもお母さんや事故のことを思い出す。息子が生まれたので天国のお母さんに会わせられてよかったと思います」(長谷部弘義さん)

 「やすらぎの園」は、26日午後9時まで開かれ、一般の人の献花も可能です。

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