5月に本土復帰から50年を迎える沖縄。

太平洋戦争中、激しい地上戦で20万人以上が犠牲になり、戦後もアメリカの統治下におかれ、苦難の道を歩みました。

戦後、皇室に対して複雑な感情が残っていた沖縄と皇室の歴史を見つめます。
(社会部記者 橋本佳名美)

■念願の沖縄訪問 かなわなかった昭和天皇

50年前、政府が東京で開催した沖縄の本土復帰記念式典には、昭和天皇の姿がありました。

昭和天皇は、太平洋戦争で多くの人が犠牲になった沖縄を訪問することを強く望んでいました。

そして、本土復帰から15年がたった昭和62年、秋の国民体育大会にあわせて、昭和天皇が沖縄を訪問することが決まりました。

その年の誕生日の記者会見では、「念願の沖縄訪問が実現することになりましたならば、戦没者の霊を慰め、長年県民が味わってきた苦労をねぎらいたいと思っています」と述べていました。

しかし、訪問の前に、昭和天皇は体調を崩し、訪問はかないませんでした。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220428/k10013599461000.html
2022年4月28日 18時09分