走行中の観光バスのバックミラー。そこに、驚きの光景が映っていました。

 なんと運転手が、両手でスマートフォンを操作しているではありませんか。さらに、スマホを顔に近付け、凝視するようなしぐさも。

 繰り返しますが、これは走行中のバス。そのハンドルを握っているはずの運転手なのです。

 目的地は群馬県の草津温泉。温泉地でリラックスした時間を楽しむ予定が、思わぬ恐怖体験をすることになった撮影者に、当時の状況を聞いてみたところ、次のように話しました。

 撮影者:「運転手は、スマホ見ながらの運転を複数回行っていました。関越のバス事故からちょうど10年。乗っていて怖かったです」

 危険極まりない運転中の“ながらスマホ”。しかし、この運転手は、この後、さらに信じられない行動に出るのです。なんと、両手をハンドルから離し、ポーチのようなものに触れながらバスを走らせています。

 なんとか無事に、目的地に到着。バスを降りる際、撮影者は…。

 撮影者:「(バスの運転手に)『スマホ見てたでしょ?』と問い掛けると、キレるように『見てねえよ!好きにしろよ!』と言ってました」

 このことについてバス会社は、次のように話します。

 バス会社の代表:「皆様に、大変申し訳なく思っております。今後は、二度と同じようなことが繰り返されないように、安全(運行)に努めて参りたいと思ってます」

(「グッド!モーニング」2022年5月3日放送分より)

テレ朝ニュース 2022/05/03 12:5
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000253436.html