※2022/05/03 18:19FNNプライムオンライン


北海道・知床半島沖で起きた観光船沈没事故で、記者会見前日の運航会社社長による通話記録を入手した。
そこには、事故原因を「クジラの可能性がある」と推測する、驚きの発言が残されていた。

3日午前9時ごろ、記者から家宅捜索について声をかけられた桂田精一社長は、無言だった。

知床遊覧船の桂田精一社長は、焦点となっている事故原因と安全管理について、どう考えているのか。

FNNは、その一端がうかがえる、知人との通話音声を入手した。

桂田社長(記者会見前日の通話内容)「実際、普通はあの辺で座礁はしない。行きにクマとか断崖絶壁とか見るんですけど、帰りは速度出すために、大きく深い方回ってくるんですよ。ですんで、水が漏れるような座礁なんかはないんですよ、基本的に」

知人男性と電話で話したのは、4月27日の土下座会見の前日。

桂田社長は、事故原因について、こう推測していた。

桂田社長(記者会見前日の通話内容)「こっちはクジラがいるので、クジラに当たったり底から突き上げられると、穴開いちゃう可能性もなきにしもあらずで。今いろいろマスコミに流れているのって大方うそで、結構ねつ造されているんですよ」

安全管理の問題には触れず、「クジラに衝突した可能性がある」と説明した桂田社長。

電話で話した知人男性は、「事故の原因をクジラと言っていて、自分に非があったことを一切認めないので、ありえないなと思う。事の重大さを全然理解していない」と感じたという。

さらに桂田社長は、翌日に控える会見について...。

続きは↓
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-355544