5/8(日) 14:02

 日本陸上競技連盟は8日、東京・国立競技場で7日にあった日本選手権1万メートルをテレビ放映していたNHKの中継クルーが走行中の選手に接触したことを明らかにした。選手に目立ったけがはないが、首に痛みを訴えているという。

 問題の場面は、タイムレースで争われた男子1万メートル2組目。トップの選手がフィニッシュした後に中継のカメラスタッフ2人がコースに進入し、周回遅れで走行していた三田真司選手(サンベルクス)に接触した。三田選手はカメラのケーブルが首に引っかかり体勢を崩したが、レースを継続し29人中26位でフィニッシュした。

 取材に応じた日本陸連幹部は「レース中に横切ることは基本的にしないことになっている。(NHKとも)確認が必要だったのかなと思う」と語った。NHKの担当者も「レースの妨げになってはいけないのは大原則。選手、チーム関係者にご迷惑をかけ、おわびする」と述べた。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/73ff4ae4f7e9e389de2a3f16939e02588ebb43fa